月が明るいくらいで何を喜んでいるのだ

 

確かに明るい月。

コールドムーンっていうのですか。

まあ寒くなってきたけど。

これだけ明るいと、何も灯を持たずに山登りをするには最適。

ていうか、近くに山はないけど。

 

『OIL』稽古は休み。

稽古場ではまた別な稽古を6時間。

やらなくてはならないことも溜まっているが、進めようにも進められない事情もある。

 

しかしなあ。

選挙制度を変える前にすることがあるだろう。

政治献金スルー公認の時代。

 

高市の作り笑いが嫌いだ」と言っても差別になるのか?

早く辞任しないと取り返しのつかないことになるぞ。

 

 

『在日ミャンマー人 —わたしたちの自由—』

土井敏邦監督の新作『在日ミャンマー人 —わたしたちの自由—』を観る。

 

とにかく、そこには、人がいる。

自分以外の誰かのためにたたかい、尽力する者たちがいる。

彼らは私たちのそばにいる。この街にいる。

 

登場人物たちが動き出す。

自分がすべきだと思ったことを実行しようとする。

日本人の議員の何某だけが落ちつきなく困った人に見えるが、あとはみんなが魅力的である。

 

私はタイに行ったことも、合作の仕事をしたこともあるが、その隣国ミャンマーには行けていない。だが存在は感じた。

コ・パウ監督のセルフドキュメンタリー映画『夜明けへの道』を観て、チェンマイで感じたことの幾つかが、ようやくおぼろげに繋がって見え始めたような気がする。

そして今、日本にいても見なくてはいけない、という、当然のことを、本作によって痛感する。

 

土井さんは土井さんの個性と観点で、世界を見ている。

複数の、異なる人たちの観点がそれぞれ並んでいることが、いい。

本作は、土井さんのいいところが出ている。

 

公開は来年である。

 

作品解説 

『異国に生きる-日本の中のビルマ人-』 (文化庁映画賞文化記録映画優秀賞) から 13 年― 懸命に生きる在日の若者たちにカメラを向けた新作が公開決定 !

1985 年以来ライフワークとして取材しているパレスチナとイスラエル、そして 2011 年 3 月の東日本大 震災以降は福島について、数多くの作品を発表し受賞を重ねてきた映像ジャーナリストの土井敏邦監督が、 祖国・ミャンマー民主化運動のために日本に亡命したチョウチョウソー(チョウ)を 14 年かけて追った 『異国に生きる-日本の中のビルマ人-』(2012 年製作/13 年公開、文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞)の続編的位置づけとなる『在日ミャンマー人 —わたしたちの自由—』を完成させ、このたび劇場公開が決定。

2.1軍事クーデターから 5 年―― 異国で懸命に生きる彼らの姿は排外主義が進む世界の希望となるか

2021 年 2 月 1 日、ミャンマー国軍によるクーデターが起き、ミンア ンフライン総司令官が全権を掌握、国家指導者の地位に就く。国軍は 2020 年の総選挙を無効とし、非常事態宣言を布告すると、選挙で勝利 した国民民主連盟(NLD)政権の指導者アウンサンスーチー氏らが拘束 された。このクーデターに対し、国民はミャンマー全土で非暴力の抗議 デモで激しく抵抗、多くの公務員たちが抵抗の意志を示すために職場を離れ、市民不服従運動(CDM)を展開したが、国軍は武力で弾圧し、拷問死も含め多数の死傷者を出した。その結果、推定 350 万以上の人々が国 軍の弾圧を逃れ、国内避難民となる。日本でもクーデター直後から当時4万人ほどいた在日ミャンマー人たちの多くが抗議のデモで立ち上がる。各地で働く技能実習生の若者たちも休日を返上し、地方から東京での抗議デモに駆けつけ、現地支援のための募金活動にも奔走する。

第一部では、デモに参加した若者たちの祖国のクーデターへの怒りと 悲しみ、深い思いを伝え、第二部ではタイ側の国境沿いの町に避難した ミャンマー人たち、とりわけ子どもたちが通う学校の支援を続ける在日ミャンマー女性を追う。そして第三部では前作のチョウのその後を追い、さらにクーデターを起こした国軍と日本との関係にカメラを向ける。世界で民主主義が後退しつつある中、彼らの行動はわたしたちに多くのことを問いかけるー。

 

監督/撮影/編集/製作:土井敏邦 編集協力:尾尻弘一 整音:川久保直貴 配給:きろくびと 2025/日本/171 分

【配給・宣伝お問い合わせ】 合同会社きろくびと
Tel/Fax:047-355-8455 / Mobile:070-5459-9205(中山) / Mail:info@kiroku-bito.com

まだ「調整中」だった

燐光群作品『8分間』の舞台というかモデルであった、浜田山駅にホームドアが付いた。

 

と、記してしまったが、

 

まだ「調整中」だった。

 

ホームドアは「可動式ホーム柵」が正式名称なのだな。

 

使用開始は12月6日(土)始発からであった。

 

あと一日、お気をつけください。

 

前回の記事はこちら

sakate2025.hatenablog.com

『8分間』の舞台、浜田山駅にホームドアが付いた

燐光群作品『8分間』の舞台というかモデルであった、浜田山駅にホームドアが付いた。

 

劇『8分間』では、このプラットホームをリアルに再現した。柱、ベンチ、端のブロック、安全標識、点字ブロック……。

ただ、ホームドアはなかった。

井の頭線の中でももっとも狭いホームと呼ばれるこの駅は、確かに安全面に問題があった。

ホームドアが付いたことが、安全になったということではあるが、人間の自由じたいが圧迫されたような印象も、受ける。

 

『8分間』は、さいきん『鼻血』の来日公演で注目されたオガワ・アヤによって英訳されている。

同じ駅のホームで「同じ8分間が繰り返される」という、SFといえばSFである。オガワ・アヤは「はまるー!」と言っていた。

 

ともあれ、時が過ぎ、世界は変わってゆく。その揺らぎの中に、私たちはいる。

 

 

『8分間』上演情報 ↓

rinkogun.com

 

『8分間』戯曲集 ↓

www.sairyusha.co.jp

 

先入観はないつもりだが

午前中の講義を終えたところで、お世話になっているマスコミ方面のセンパイの呼び出しで三田の喫茶店で昼飯がてら話。一時間以内。こちらは『高知パルプ生コン事件』へのご支援も含めて感謝しかないのだが、いろいろ業界はたいへんなのだということが、わかる。

紙媒体業界全体が消えてしまいそうなくらいの下降線なのだとあらためて思う。

 

さて、先入観はないつもりだったがその喫茶店の「ランチ」。

私は「ピリ辛ピラフ」(左)。炒飯ではありません。確かに少しだけ辛い。刻んだハムに違和感がないということは、まとまりがいいのだろう。

センパイは「カレーピラフ」(右)。フツーのピラフにカレールーがかかっている。ルーの具材はごろごろジャガイモのみのようだ。「カレーピラフ」ってふつう、ほら、あんなのだよねというのは、先入観ではないだろう。まったく予想と違うものが来たのだが、常連らしいセンパイはわかっていて頼んだのであろう。うまいのだと聞く。

 

稽古場へ移動。

『OIL』稽古は粛々と進んでいる。

まだ読み合わせと戯曲細部の調整。

一年半前に初めて読んでからいろいろとあったが、やはり翻訳作業は最後の最後まで、立ち稽古に進む俳優に渡す前に、できる限りクリアにしておかないといけない。

衣裳作業も並行。

こちらは鬼がひっくり返って笑う再来年の件も含めてあれこれ雑務も。

 

『OIL』情報はこちら

https://rinkogun.com/portfolio/20260109_oil/