2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

演劇現場での用語

雨。意外に冷え込んでくる。稽古は一幕「あら通し」。あまり使ったことのない言葉だが、「荒い通し」ではなく「粗い通し」が正しい字とのこと。演劇用語にはいろいろと面白い言葉がある。稽古を終わるのを「取ります」と言ったり。位置を決めて印を付けたり…

暖かくなってはきたが

原稿じわじわとしか進まず。嫌な雨。夕刻、読売演劇大賞授賞式、帝国ホテル。『BUG』島次郎さん優秀賞受賞の御祝いに馳せ参じる。他の受賞関係も既知の方々多し。新国立劇場運営財団遠山理事長の長すぎるスピーチ。いろいろ喋っていたが、二年連続で「大賞」…

なぜ還暦の男には赤色が似合うのか

稽古を終え、予定より早く阿佐ヶ谷LOFTへ。伊藤裕作さん還暦祝いと新刊「私は寺山修司・考 桃色篇」出版記念の会。盛会。私から見て年長者が九割だが大学院生などもいて、議員関係や出版・風俗業界等、顔ぶれは呆れるほど多彩。成田プロデューサー、トミーら…

猪熊恒和が踊る

高橋源一郎の小説「さようなら、ギャングたち」をベースに、セリフ ダンス 歌 映像をコラボレーションした作品。『Hold the Clock:根の国のギャングたち』 横浜・象の鼻テラス みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口より徒歩3分。2月26、27、28日毎夜7時30…

題名だけは知っている

今日も二人きりのシーンの稽古が続く。ようやくラストシーンをあたる。……深夜、評判ばかりを聞いていた山中貞夫監督『丹下左膳余話 百萬両の壺』をついに観る。今まで機会がなかったのだ。どういうジャンルのものか判然としていなかったが、そうか、人情喜劇…

今日は稽古休み

寺島しのぶさん受賞、新聞でも大きく載っている。過去に『ピカドン・キジムナー』『マッチ売りの少女』でご一緒しているわけだが、息子に「こういうこと(ベルリン映画祭での受賞)になると思っていた?」と訊かれる。初めて観た『常陸坊海尊』のとき、白石…

日曜日の街はどこか違う

『兵器のある風景』、浅野雅博さん中心に二幕を部分的にあたる。なんだかんだ予定よりもちょっと多くやる。俳優陣が身体で台詞を読み込んでゆく過程。次第に密度濃く。やはり台本に書いてあることをきちんとやるのがだいじのようだ。……浅野さん差し入れの「…

イギリスとカレー

『兵器のある風景』は、ジョー・ピンホールというイギリスの劇作家の作品だが、稽古すればするほど味わいが出てきて感心する。……カレーの出てくるシーンを初めてあたる。イギリスといえばインドを領地にしていただけあってカレーはよく食べられている。イギ…

少しずつでも進める

日本劇作家協会が社団法人化するための設立時社員(代議員)総会準備会・総会。いろいろと手間をかけてここまでたどり着いた。事務局・関係者の方々、おつかれさまでした。実際に機能するのは四月からではあるのだが。久々にケラリーノ・サンドロヴィッチ氏…

ひさしぶり下北沢の夜

衣裳打合せ、稽古。演劇の「面白さ」とは何か。いろいろ考えさせられる。……そして夜は、スズナリで関西のニットキャップシアター公演アフタートークに出る。とぼけているわけではなく実は常に真剣な主宰「ごまのはえ」氏と二人だが、なんだかよくわからない…

2月は他の月より三日少ないと今日気づいた

パソコンを前に椅子で寝てしまい結局ちゃんと眠れぬまま、午前から『兵器のある風景』舞台美術打合せ。島次郎氏と模型を眺め、あれこれ。午後から一幕一場・二場稽古。俳優にとってはヘビーな四人芝居、とにかく進める。合間、稽古場に大友良英登場、オリジ…

シナリオ会館で七時間過ごす

赤坂シナリオ会館でシナリオ講座講師。午後、夜の二コマ。部屋を借り間の時間で連載原稿仕上げる。受講者に『仁義なき戦い』等の笠原和夫氏の名を知らない人が多くいて驚く。質疑応答で「ライターのA氏に『恋愛しないとシナリオは書けない』と言われました…

現実と繋がる瞬間

ベルリン森鴎外記念館館長のベアテさん来てくださる。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』の主人公シャーロッテは実在の人物だが、ベアテさんと親交があり、私が三年前に講演したことのある同記念館のあの調度品等はシャーロッテ本人から譲り受けた、まさ…

あと2日、お見逃しなきよう

「バレンタインデーにぴったり」と一部に評判だった(?)『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』だが、いよいよ火曜日に公演終了。観客席も舞台美術空間として創作された作品は過去にもあるだろうが、やはりこの劇でやっていることは前例のない部分が多いと…

路線図を眺めるが

稽古は荒立ち状態に。各場ごとの内容を把握するためにやってみる感じ。……稽古場のある小竹向原と劇場のある吉祥寺との行き来が、どの交通ルートが一番適切かの判断がまだできない。環七に小竹向原と高円寺を繋ぐバスでもないものだろうか。明日は渋谷まで出…

稽古休みの日

昼に渋谷で広東麺を食べる。概念がよくわかっていない。五目そばのあんが茶色い醤油味のものということなのか。……終演後は吉祥寺で最近よく行くガード下のリーズナブルな台湾料理屋。名物は揚げ牡蠣料理。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』と『えれがん…

雨が降る夜

『兵器のある風景』稽古は読み合わせの三回目を終える。戯曲の詳細がやればやるほど見えてくる。よく書けている戯曲だ。イギリスらしいともいえる。終了後、スタッフ・キャストと初めて飲み会。良いチームだ。ありがたい。いろいろと知らなかったことがわか…

暖かいのか雨なのか

立松和平さん亡くなる。じっくりお話ししたかった。先行世代が亡くなるたび自分たちも世代替えさせられていく感覚がある。こちらが二十歳前後にいろいろなことを思ったがあの頃立松さんは三十代だったんだな。……身辺雑記はしばらくやめたいとなぜか思ったが…

お別れと再会と

椅子のまま寝て起きて原稿。歯医者。前夜に続き電話連絡多々。……紀伊國屋ホール前支配人金子和一郎氏をお送りする会。小さな劇場でやっているときも観に来てくださった。客席の最後列の端で観ることを習慣とされていた。芝居だけではなく観客をも愛し、見つ…

劇場には行けない日

早く起き昨夜の舞台についてNOTEを記し劇団にメール。午前中から俳優座劇場プロデュース『兵器のある風景』顔合わせ、美術打合せ、読み合わせ(http://www.mt-pro.co.jp/galary/landscapewithweapon1.html)。夕刻より岸田戯曲賞審査会。井上ひさしさんは欠…

2月の寒さ

風が強いので自転車は最寄り駅まででやめている。2月というのは過ぎてしまうと速いものだ。また雪は降るのだろうか。油断すると風邪をひきそうだ。岸田戯曲賞候補作、全作読破まであと一息。

『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』初日

Tfactoryの制作平井さんがロビーにいた。3月に『大市民』という芝居をこの吉祥寺シアターでやるのだ。今日から三階の稽古場に入っているという。川村氏、伊澤君にも遭遇。日本の劇場にこういう風景が増えると楽しいのだが。……初日。賑やかな客席。開演前か…

いよいよ初日

衣裳関係で提案し、終焉パートで一部改変してもらう。いい素材を探し当てていただき、うまくいく。……いただいたコシヒカリで炊きだし、寸胴鍋で味噌汁。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』、いよいよ明日が初日だ。初日含め何日か既に一階席ぶんはほぼ満…

「体験」する劇場

一日二回通し。二度もまるまるやってみることができるのは、上演時間が短いからでもある。前後に若干の尾ひれが付くが、実質一時間半になりそう。……終わって色直し、客席づくりなど。……はい。ばらしてしまいましょう。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』…

さくさくと進めたいものだが

多忙中に時間を空けてくれた矢内原美邦指導により正午から3時間半びっしり舞台でのダンス稽古。その後、場当たり。この日のうち終わらせるため急ぐ。場当たり後やりたいことがあったためだが、退館時間近くまでになってしまう。……照明が入ってくると、あら…

久しぶりのNHK

芸術劇場ゲスト出演の収録。スタジオはじっさい広いがいっそう広く感じるのは、メインの語り手が自分一人ということもある。磯野祐子アナウンサーが聞き手。聡明だが堅苦しくない人でありがたい。内容的にはいろいろ喋りにくいが、まあ頑張る。ちゃっかり『…

フランス版『屋根裏』まもなく開幕

劇場入り、仕込み。あと四日で、吉祥寺シアターの新しい姿をご覧に入れます。……ところで、『LE GRENIER』、フランス人スタッフ・キャストによる『屋根裏』が、いよいよ2月2日、グルノーブルで開幕。パリのロン・ポワン劇場とグルノーブル国立演劇センター…

情報整理生活にはほど遠く

午前中、衣裳パレード。午後、後半の稽古。いくつかの懸念。対応してゆくしかない。見通しは立てられる。……夕方からの通し稽古を翻訳の常田景子さんも観る。納得はしていただけたようだ。より高い水準を目指す。……書店に寄ると、「ラフロイグのすすめ」とい…